Bagle's Fallout4 note

Fallout4に関するあれこれ

英語環境を日本語化する その1 (xTranslator導入編)

Fallout4の日本語版が一向に1.7からアップデートされないので少し前から英語環境に日本語リソースを入れてプレイするようになった。
やり方は以下の通り。

1.下準備

Windowsのファイル名拡張子を表示するようにしておきます。
これを行っておかないと退避させる正確なファイルがわからなくなります。やり方はそのまま「ファイル名拡張子を表示」でググれば出てきます。

2.使用ツールのダウンロード

NexusModsで以下のツールをダウンロードします。

3.SteamでFallout4の言語設定を日本語にする

日本語リソースを抽出するための手順です。作業時に普通に日本語でプレイしていたのならそのままでOKです。

4.Fallout4のDataフォルダを確認する

Fallout4のDataフォルダの場所を確認してメモ帳などでメモして覚えておきます。フォルダの位置は人により様々です。
ちなみにSteamのデフォルトだと以下が該当フォルダになります。(Windows10 64bit環境の場合)

C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Fallout4\Data

今後、このフォルダを「Dataフォルダ」と記述します。

5.xTranslatorをインストールする

手順1.でダウンロードしたxTranslator(sseTranslator)を解凍し、適当な場所(デスクトップや"C:\Program Files (x86)\")にコピーし、Translator.exeを起動します。

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起動するとダイアログが出ますので「Fallout4」を選択。

すると続いて以下の設定ダイアログが出ます。英語で何が書いてあるのかイマイチわかり辛いですね。
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なのでインターフェースをまず日本語にします。

ダイアログの「Options...」タブを選択し、「English」と書いてあるドロップダウンリストから「Japanese」を選択、OKボタンを押します。
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xTranslatorが自動的に再起動し、ウィンドウのメニューが日本語表示になっていれば成功です。

そうしたらメニューの「オプション(Z)」から「言語と辞書(R)」を選択し、「オプションと言語の設定」ダイアログを開きます。
翻訳先言語:」を「fr」から「ja」に変更します。
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続いて「キャッシュ作成元のパス」を設定します。
.¥Dataフォルダ」のエディットボックスをクリックするとフォルダ選択ダイアログが出てきますので、手順4.で確認した「Dataフォルダ」を指定します。
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上手く設定できると「プレビュー」の文字の背景部分が赤から緑色に変わります。

次に「.¥Stringsフォルダ」も設定しておきます。
「.¥Dataフォルダ」を指定したときと同じように「.¥Stringsフォルダ」のエディットボックスをクリックしてStringsフォルダを指定します。
Stringsフォルダが無いという人は「Dataフォルダ」までたどり、「新しいフォルダの作成(N)」ボタンをクリック、フォルダ名を「Strings」(カギカッコは入力しません)に変更してOKボタンを押してください。

「.¥Dataフォルダ」、「.¥Stringsフォルダ」の設定が完了したら、プレビュー内のキャッシュ情報が全て「キャッシュ作成可能」になっていることを確認して「辞書を構築」ボタンを押します。
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この辞書の構築は英→日の対訳情報を作成しており、今後色々なMODを翻訳するにあたって必要になる元情報です。

しばらくした後に 「処理が完了しました。」の ダイアログが出れば xTranslatorの設定は ひとまず完了です。

baglesand.hatenablog.com